解剖学シリーズ 頚椎編
解剖学シリーズ 2021/05/31
今日はちょっとした解剖学をシリーズに分けて書いてみたいと思います。
とは言っても専門家向けではなく、
一般の方向けのざっくりとした簡単な解剖学になります。
へぇ〜そうなんだ〜程度で見ていただけると嬉しいです。
人間の頚椎は全部で7個あります。
首が長〜く見える人も短く見える人もみんな7個で構成されているんですね。
ではキリンの頚椎は何個あるでしょうか?
正解は…
7個です❗️
ナマケモノなど一部の例外を除き、人間やキリンを含むほとんどの哺乳類の頚椎は7個の骨で構成されています。
不思議ですよね。
あの首が長〜いキリンも人間と同じ7個なんて。
そして頚椎は人間の脊椎(背骨)の中で最も可動性が高く、
上下左右など様々な方向へ動かすことができます。
確かに自分で動かしてみても首はよく動きますよね。
あまり動かない人は要注意ですね。
その頚椎の中でも最も動く部分は頚椎の1番と2番の関節です。
→これを環軸関節と呼びます。
簡単に言うと環軸関節は首の回旋の動きを作っています。
寝違えたりした時はこの動きが制限される事が多いですよね。
という事は頚椎の動きも重要だったりします。
それと頚椎は交通事故の追突などによりムチウチをしやすい場所でもあります。
そして重要な血管や神経の通り道でもあるので首の疾患や外傷には注意が必要です。
皆様も首などに違和感や痛みを感じましたら、自己判断せずに専門家にしっかりと相談をしましょう。